この世界って本当にあるの?

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今テレビで見ている世界は、本当に存在するのか?

実はわたしの知る世界って、国やメディアが勝手に作り出したフィクションで、日本の外には何も存在しないのでは?

そもそも、自分が一生行くことのない国など、ゲームや小説の中の国と何が違うのか?

これを確かめたくて、若かりし頃のわたしは旅に出ました。

たまたまバイクツーリング雑誌で見かけたサハラ砂漠の特集記事もいけなかったのでしょう。

ついつい欲を出して、どうせ行くなら飛行機でヨーロッパまでなんて勿体無い。

そうだ、シベリア鉄道を使って陸路で行こう!

横浜港からウラジオストクまでは船で。

そこからは列車で。

ヨーロッパでバイクを買って、そこからサハラ砂漠へ。

こんな旅を、初の海外旅行で、しかも一人旅!?

これで何も起きないはずはありません。

まぁ、色々ありましたが、詳細はまた別の機会に語るとして……。

旅は世界の見え方を変える

そんな無謀な旅を二十歳そこそこで経験してしまえば、色々と価値観も変わって当然というもの。

実際、自分の中の世界はそれなりに広がったと思います。

一度でも行ったことのある国と一度も行ったことのない国では、やっぱり感じ方、受け取り方が全然違う。

テレビに映る風景だって、自分が実際に知っている場所とそうでない場所では、受ける印象ってまったく違ったりしますよね。

本当はこうじゃないのに!

実際に見てきたから間違いない!

でも、それって……

よくよく考えてみると、それもわたし個人の主観で、実際に同じものを見た別の人は違う感想を持つかもしれません。

それどころか、今の自分が過去に行った同じ場所を訪れたら、過去の自分とはまったく違う印象を受けるのかもしれない。

偶然会った人がいい人だったから、あの国の人は親切だとか……。

たまたま嫌な事件に巻き込まれたから、あの国はひどい国だとか……。

ほんのちょっとタイミングがずれていたら、わたしの中のいい国と悪い国は入れ替わっていたかもしれません。

自分の中の世界を広げるために旅に出ても、結局のところ自分の中の世界は自分の脳内にある小さな世界のまま。

嘘も真実もなく、良いも悪いもなく、アウトドアもインドアも関係ない。

世界を旅するのも、部屋に引きこもってRPGに夢中になるのも、わたしの中では同じこと。

虚実の間

何が現実で何が夢なのか?

所詮、世界は自分の頭の中にしかないのだから、世界は自分を中心に回っていると都合よく考えた方が、生きやすい気がします。

「こうしないといけない」、「ああしないといけない」

「こうあるべき」、「こうするべき」

そんなルールも価値観も、国が変われば、時代が変われば、簡単にひっくり返ってしまうもの。

正しい、正しくないなんて絶対的な判断基準なんて元々なくて、ただ自分が信じて頭の中に作り上げているゲームの設定に過ぎないのかも。

それって、本当に(自分にとって)大切なものなの?

別の見方をしたら違って見えない?

実は、フィクションっていう可能性は?

このブログでは、

旅や物語、学びや思想を通して、

そんな「虚実のあわい」にある世界で

みなさんと遊んでみたいと考えています。

▶ 次の話
嘘つきのいない国

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この記事を書いた人

Ryoko’s Atelier:学び・旅・物語の管理人
オンライン家庭教師
小説家(アマチュア以上プロ未満)
引きこもり時々旅人
ペンネームRyokoはイニシャルで
中身の人はおじさん? おじいさん?

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