前回の湿度の話に続いて、今回は雲のでき方のお話です。
まずは、気圧の説明からだね。
空気にも重さはあるよねぇ?
想像してみて、
宇宙と地球の大気の境目から、自分の肩までの高さを……。
それだけの空気が自分の上に乗っかってるんだよ。
結構な重さだと思わない?
ただ、これは生まれた瞬間から絶えず自分の上にのしかかっているものだから、全然気にはならないけどね。
で、その重さが気圧、空気の圧力ってわけ。
で、そうなると、標高の高い山のてっぺんと標高の低い平地では、どちらが気圧は低くなるか?
そう、山の山頂の方が気圧は低い。
だって、平地よりもずっと宇宙が近いから。
それだけ頭の上に乗っかってる空気の量も少ないってことだからね。
では、平地の空気が何かしらの事情で山の上に押し上げられたらどうなるか?
答え、空気は膨張します。
イメージとしては、こう。
高い気圧でグググって押さえつけられていたのが、
気圧が下がってその圧力から解放されると……。
「俺は自由だ!」って感じで膨らんじゃいます。
気分が解放されて世界が広がるイメージで。
もしくは、ぐっと力を込めて小さくしていたスポンジが、力を抜いた瞬間にブワッと膨らむような感じだね。
と、ここで、空気の温度について。
空気にだって、もちろん温度、熱はあります。
暖かい風、冷えた空気、
それは、空気が熱エネルギーを持っているから。
空気の中に、暖かく燃える炭の入った火鉢があるところを想像してみてね。
自分のいる部屋(空気)は、それで温められている。
さて、ではここで、今いる自分の部屋(空気)が、突然体育館くらいに大きく広がってしまったらどうでしょう?
小さな火鉢の火だけで、快適に過ごせそう?
無理だよね。
きっと、寒くて震えてしまいます。
気圧が下がって空気(部屋)が大きくなっても、その空気が持っている熱エネルギーは変わらないから。
そうなると、結果、気温が下がります。
で、気温が露点に達すると、空気中に溶けきれなくなった水が水滴となり、雲となるわけです。
>
注意:このたとえ話は、わたしが生徒に雲のでき方を説明する際によくするものです
が……。
実は、この説明は厳密には間違っているそうです。
空気が膨張する際に熱エネルギーがなんちゃらとか……。
興味のある方は大学、もしくはネットで調べてみてください。
でも、中学の理科の問題を解くだけなら、このイメージで全然問題ありませんよ。

コメント