面接は、お家に帰るまでが面接です!

 高校入試の面接試験。

 “面接試験”というもの自体はじめてって中学生もいると思います。

 それもあって、中学校でも面接の練習はちゃんと行われますが……。

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こんな生徒は落とされます。

 面接での受け答えや所作もしっかり覚えた。

 これでカンペキのはず!

 試験会場には交通機関を使ってくるように書いてあるけど、高校の近くまで親が車で送ってくれるから大丈夫。

 友達も一緒だから、待っている間もそんなに緊張しないはず。

 試験が終わったら友達と近くのファミレスで打ち上げをしよう!

 たとえば、こんな生徒さんがいたとして……。

 色々とアウトです。

 高校から少し離れたところで、平日に近所では見かけない制服を着た中学生が車から降りるところを、見知らぬおじさんが見ていました。

 面接までの長い待ち時間、仲のよい友達と緊張を紛らわすために大声でおしゃべりしている声を、廊下を歩く高校の先生が聞いていました。

 高校の最寄駅近くの繁華街で、受験が終わった開放感からか浮かれて騒ぐ中学生の横を、近所のおばさんが迷惑そうに通り過ぎていきます。

 そのうちの一人が、受験に来た中学生が何か困っていないかと、最寄駅や学校周辺で見回りをしている高校の先生だったり、

 普段はいないはずの多くの受験生を迷惑に感じて、高校や教育委員会に文句を言ってやると息巻く地元住民の方だったりしたら……。

 最悪の場合、試験の点数に関係なく、その生徒さんは落とされます。

 交通機関を使って来いというのは、普段は通らない道に送迎目的の大量の車が殺到して、地域住民に迷惑をかけたりしないためです。

 いくら試験が終わってホッとしたからって、他人の迷惑も気にせず、公共の場で馬鹿騒ぎをするような生徒など、入学しても問題を起こすに決まっています。

 そう、高校入試の面接は、家を出た瞬間から始まっています。

 あなたとすれ違った見知らぬおじさん、おばさんが、実は自分が志望する高校の先生だったりするかもしれません。

 実際、受験日当日の高校の最寄駅には、私服警官ならぬ私服教師が張り込んでいたりするのです。

 お家に帰るまでが面接ですよ。

 面接の順番待ちの控え室も、高校の敷地内も、それどころか高校の周辺一体まで、

 決して気を抜かないこと。

 別に、特別なことをしろというわけではありません。

 周りの人の迷惑にならないよう、中学生として常識的な態度を心がけましょうってことです。

 極度の緊張状態だと、普段なら絶対にしないような行動を取ってしまうこともあります。

 だからこそ、決して気を抜いてはいけません。

 あぁ、もちろん、これは学科試験の時も同様です。

 学科試験の日は、学力しか見ないってわけではありませんから。

 高校入試の面接というのは、試験官とお話ししているときだけではないことを、よ〜く覚えておいてください。

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Ryoko’s Atelier:学び・旅・物語の管理人
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