「電流の向きはプラスからマイナスだよ。
で、電流っていうのは電子の流れで、電子はマイナスからプラスに移動するんだ」
こんな説明を中学校でされませんでしたか?
厳密には“電子”ではなく“電荷”らしいのですが……。
そんな細かい説明をする先生はほとんどいません。
だって、生徒が混乱するだけだから。
それでも!
そうなると、別の疑問が湧いてきます。
電流が電子の流れだって言うなら、当然電子の流れる向きが電流の向きのはずでは?
「電流が電子の流れだってことは、あとから発見されて……云々カンヌン」
どうもはっきりしません。
ただ、この矛盾を説明するためには、
そもそも電気が流れるとはどういうことか? っていうもっと難しい説明が必要で、
まだ中学生には理解できない。
(とりあえず、わかりやすい例だけ伝えておくか……)
で、電気が流れる一番わかりやすいイメージとして、電流は電子の流れ。
電流の向きについては、電子の向きに合わせると今までの書物やら回路図やらをすべて書き直さないといけないから、
(別に今のままで不都合もないし、このままでいっか……)
って、なったみたいです。
だって、もしも電流の向きをマイナスからプラスに直してしまったら……。
苦労して覚えた“左手の法則”は“右手の法則”に、
そして、元々の“右手の法則”は“左手の法則”に変えないといけません。
“右ネジの法則”なんて……左回しのネジなんてないし、どうしましょう?
教育業界は大混乱です!
とはいえ、新たな研究の結果、今までの定説は間違いで、このままでは科学技術の発展に多大な影響が……。
なんて理由があれば、無理を押してでもすべての教科書を書き直したでしょう。
(でも、別に不都合もないし……)
そうなんです!
実は、電流の向きがプラスからマイナスでも、マイナスからプラスでも、
なんの不都合もないみたいなんですよね。
えっ? そんなバカな!? って思いませんか?
で、わたしなりに色々と確認してみて、自分の中で一応納得できた結論。
あくまで、“わたしなりに”ですよ。
おおよそのイメージの話です。
でも、多分、当たらずとも遠からず。
つまり、こういうことです。
本来の“プラス”を“マイナス”という名前にして、
本来の“マイナス”を“プラス”という名前にしてしまえば、
なんの問題も無いってこと。
たとえば、今の機械も乾電池もそのままに、ただ乾電池に書かれた“+”、“−”の文字だけを逆にしちゃえばいい。
これですべて問題解決です。
すべての物理法則が逆さに! なんて、そんな大袈裟なものではなくて……。
元々あるものは何も変わっていない。
ただ、呼び方、受け取り方が変わった。
それだけのことなんですよね。

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