イマジナリーフレンドを持とう

 イマジナリーフレンド、それは空想のお友達。

 小さい子にはありがちで、大きくなっても仲良くしてると何やらさみしい子とか痛い子とか思われてしまうような……。

 でも、成功哲学で有名なナポレオン・ヒルだって仮想の有識者を招いての脳内会議を勧めているわけで、

 それだって、イマジナリーフレンドではないかと……。

 要は、空想のお友達だって付き合い方次第ということです。

 かく言うわたしも、学生時代には空想のお友達に勉強を手伝ってもらっていました。

 それは、小さなクマのぬいぐるみ。

 机の上に鎮座するクマのぬいぐるみに向かって、わたしは目の前に開かれたノートの内容を解説していきます。

「だから、ここがこうなって……で、こうなって……」

「ん? なんで?」

「だから、ここが……」

「そんな難しい言い方されてもわからない。

 もっと、ボクにもわかる簡単な言葉で説明してよ」

「え? だから、つまり……あれ?」

 ……

「いい? 計算ミスしないように気をつけてね」

「気をつけるって、どこを?」

「あっ、えっと、つまり、ここでマイナスをかけ忘れるパターンが一番多くて……」

「じゃあ、こういう時は気をつけろってこと?」

「そうそう、そういうこと」

 ……

 まぁ、こんな感じに、クマのぬいぐるみ相手に学習したことを説明していくわけです。

 相手は所詮クマですから、むずかしい言い方をしても理解してくれません。

 そして、「なぜ? どうして?」と、容赦なくつっ込んできます。

 簡単に、わかりやすい言葉で、小さな子でも納得できるような説明を考えなければなりません。

 場合によっては身振り手振りも交えながら、机の上のぬいぐるみに向かってぶつぶつと語りかける姿は、さぞ異様に見えたことでしょう。

 実際、わたしが勉強する姿を見かけた父親は、母に息子が受験でおかしくなったと相談してきたとか……。

 そんな傍目には危なく見える勉強法ですが、実は割と多くの方が実践されてきている方法だったりします。

「教えることは、学ぶことなり」

 一度試してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

オンライン家庭教師(指導歴30年以上)

小説家(アマチュア以上プロ未満)
自著:転生幼女は教育したい(ツギクル)

旅人(通算海外放浪歴は1年以上になります)

なんちゃって茶人
(裏千家で一応お茶名を拝受しております)

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